人の毛には、毛周期と呼ばれる下記の3つの期間があります。
- 成長期
- 退行期
- 休止期
髭脱毛後、次の照射までに約2ヶ月程度のインターバルをとるのは、この毛周期を考慮した上で脱毛を行うからです。
では、毛周期の種類について説明していきますね。
毛周期の種類
毛周期：成長期
成長期とは、皮膚の表面に毛が出て来て、目で見てわかる状態です。
伸びが早くなります。
レーザー照射による治療のほとんどはこの時期に行われます。
毛の付け根に毛乳頭という部分がありそこから栄養を得て成長につなげています。
さらに、成長期を「成長期初期」と「成長期」と分けて説明しているクリニックもあります。
成長期初期とは、植物で言えば、土の中で種子が成長している時期です。
皮膚の中で成長している状態で、これから太く長く成長していく成長段階です。
浅い部分であれば、レーザーによる治療も可能です。
当ページ上のイラスト図でいうと、左上の状態。
毛周期：退行期
退行期については、毛母細胞の活動が徐々に弱まり、毛に力がなくなって抜けやすい状態です。
木から枯葉が落ちるように自然に毛が抜け落ちていく状態です。
メディオスターは、この退行期にも効果があると言われています。
理由は熱ダメージを与えるターゲットが毛根ではなく、バルジ領域だからです。
成長期であれ退行期であれ、髭（メラニン色素）があれば比較的浅い部分にあるバルジ領域に熱を与えられ脱毛効果につながります。
毛周期：休止期
最後に休止期です。
成長活動が停止して、毛が抜け落ちた状態です。
また毛が生えるのを待っているような状態です。
休止期の髭は、どの脱毛機でも熱ダメージを与えることはできません。
髭の毛周期は1ヶ月半〜2ヶ月と言われている
髭は他の体毛に比べて、毛周期が早いのが特徴。
他の体毛の脱毛治療の間隔は2~3か月間を要しても、髭の場合は毛周期が短いために1ヵ月半から2ヵ月くらいと言われています。
この毛周期に合わせてレーザー照射をするので、1年間で多くて8回程度の髭脱毛を受けることができます。
そして、実際に髭脱毛の効果を感じはじめるには、約半年後（３回目〜５回目あたり）でしょう。
半年も待ってられない？？
- 脱毛効果を得るのに、半年も待っていられないよ！
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焦って、毛抜きなどで毛を抜いてしまったりすると、かえって毛や肌を痛める結果にもなり、脱毛失敗につながりますので要注意です。