髭脱毛は痛いか?痛くないか?と聞かれたら、間違いなく痛いと答えます。
わたしがはじめて髭脱毛したときは想像以上に痛いため、照射開始5秒後に「もう二度と髭脱毛なんてやらない!」と頭の中で叫び、照射が終えた後は全身に変な汗と目からうっすら涙を浮かべて脱力したことが今でも忘れられません。
参考 髭脱毛口コミ体験記[at 1998年] はじめて医療レーザー脱毛で髭脱毛したが、はっきり言って失敗だった。。
そんな悲惨な思いをしたものの濃すぎる髭のコンプレックスによる“心の痛み”の方が勝り数年後髭脱毛に再チャレンジした訳ですが、カウンセリング時の医師の適切な判断のおかげで前回の髭脱毛ほどの猛烈な痛みと熱は感じませんでした。
痛みの強さは、よく例えられる「輪ゴムで顔を弾いたような痛み」で十分我慢できる痛さ。
ちなみに麻酔は一度も利用したことはありません。
参考 髭脱毛口コミ体験記[at 2005年] 約5年も悩んだ末に髭脱毛プランを選ぶ。【比較写真付】
この「猛烈な痛みに耐えられず髭脱毛に失敗した経験」と「十分我慢できる髭脱毛で成功した経験」の2つを経験したわたしが、髭脱毛の痛みを少しでも抑える4つの方法を紹介します。
記事内に簡単な計算式や数字を使っていますが、これはわたしが2005年の髭脱毛で医師にカウンセリングを受けたとき、実際に髭脱毛の痛みについて説明されたモノです。
すべての方に当てはまるとは限りませんが、わたしにとってはとてもわかりやすく、また過去の髭脱毛の経験に合わせてみると数年経った今でも納得のできる説明です。
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髭脱毛で痛みが発生する原因
髭脱毛の痛みを抑える方法をアドバイスする前に、髭脱毛がなぜ痛いのかをちょっとだけ説明します。
髭脱毛の痛みの原因を知っておくと、痛みの抑える方法もスッと腑に落ちると思います。
痛みの原因は知っているというあなたは「髭脱毛の痛みを抑える4つの方法」まで読み飛ばして構いません。
髭脱毛のメカニズムをまずは理解しよう
髭にレーザーを照射すると髭のメラニン色素(黒色)にレーザーが反応して瞬間的に熱が発生し、その熱エネルギーが毛根や毛乳頭や毛母細胞を破壊することで髭が生えてこなくなります。
これが医療レーザーによる髭脱毛のメカニズムです。
髭脱毛の痛みはどの段階で発生するのか?
髭脱毛で痛みが発生するのは、メラニン色素(黒色)にレーザーが反応して熱ダメージを毛根周囲に与えている瞬間が髭脱毛時の痛みの主な原因となります。
つまり、髭脱毛による痛みの原因は瞬間的に発生する「熱」なんです。
実際に髭脱毛を受けている途中、少し焦げたような臭いがします。
髭脱毛のメカニズムを知らない人は、自分の顔から焦げたような臭いがしてくるだけで不安や恐怖を感じる方もいるのではないでしょうか。(・・・わたしのことです)
しかしその臭いこそ、ちゃんと髭脱毛できた証拠です。
髭脱毛の痛みに個人差がある理由
髭脱毛の痛み=髭の濃さ✕レーザー出力の強さ
- 髭の濃さレベル10✕レーザー出力レベル10=100の痛みが発生
- 髭の濃さレベル100✕レーザー出力レベル10=1,000の痛みが発生
このように髭が濃ければ濃い人ほど痛みが発生しやすく、個人差が出てくるんです。
…はい。当たり前のことですが、大事なポイントです。
数値は痛みとレーザー出力と髭の濃さとの関係性をわかりやすく伝えるためのたとえです。
わたしを例にすると・・・
1998年の髭脱毛の場合
わたしが髭脱毛で失敗した1998年のときは、髭が濃いにも関わらず強いレーザー出力を当てられたことで強烈な痛みが発生しました。
- 髭の濃さレベル100✕レーザー出力レベル10=1,000の痛みが発生
2005年の髭脱毛の場合
わたしが髭脱毛に成功した2005年のときは、カウンセリングした医師が「あなた(脱毛男子のこと)の髭は濃すぎるから、レーザー出力の強さを一番弱くしよう」と判断し、レーザー出力を弱めに照射してもらったことで耐えられないほどの痛みではありませんでした。
- 髭の濃さレベル100✕レーザー出力レベル1=100の痛みが発生
この医師の判断のおかげで、わたしが最も気がかりだった髭脱毛の痛みにも耐えられそうだと安心したことを覚えています。
回数無制限コースを選んだからできた判断とのことです。
特に髭が濃いわたしの場合は10回〜15回の照射(少なくとも8回は照射)は必要とも言われました。
ちょっと待て!レーザー出力を弱くしたら肝心の脱毛効果を失う?
いいえ。ちょっと違います。
脱毛効果は痛みとほぼ正比例する関係なので、上記の計算式に付け加えると下記の通りになります。
脱毛効果≒髭脱毛の痛み=髭の濃さ✕レーザー出力の強さ
脱毛効果も痛みと同様に、レーザー出力の強弱だけではなく髭の濃さも関わります。
医師の提案を計算式で表すと・・・
髭脱毛を開始したばかりの頃は髭も濃いので、レーザー出力が弱くても髭には十分な熱ダメージを与えてています。
- 髭の濃さレベル100✕レーザー出力レベル1=100の痛み≒100の脱毛効果
3回ほどレーザーを照射し髭が徐々に細く・弱くなってきたところでレーザー出力を段階的に強くしていけば、痛みをコントロールしつつ、脱毛効果も維持できます。
- 髭の濃さレベル50✕レーザー出力レベル2=100の痛み≒100の脱毛効果
- 髭の濃さレベル25✕レーザー出力レベル4=100の痛み≒100の脱毛効果
- 髭の濃さレベル10✕レーザー出力レベル10=100の痛み≒100の脱毛効果
…このように髭脱毛を繰り返し、髭の濃さレベルがあなたが納得いくところまで落ちたら髭脱毛の成功となります。
施術者さんが髭が細く・弱くなったと判断したら、照射前に「前回よりもレーザー出力を1段階(レベル)強くしますね?」と提案してくれます。
ここまでの話のポイントを一度整理しましょう
- 髭脱毛の痛みの原因は熱である
- 髭脱毛の痛みの大小は「レーザー出力の強さ」と「髭の濃さ」に関わりがある
- 1998年の髭脱毛が痛かった理由は、髭が濃いのに強いレーザー出力を照射されたから
- 2005年の髭脱毛がそれほど痛くなかった理由は、髭が濃い間はレーザー出力が弱かったから
- 2005年の髭脱毛が成功した理由は、髭の濃さに合わせてレーザー出力を調節することで痛みと脱毛効果をコントルールできたから
髭脱毛の痛みを少しでも抑える4つの方法
髭脱毛の痛みを抑える方法1|痛くない脱毛機を選ぶ
髭脱毛の痛みを軽減するという特徴が話題となった、メディオスターNeXT PROという脱毛機を選びましょう。
いきなり脱毛機の話になったので拍子抜けしたかもしれませんが、メディオスターNeXT PROという脱毛機は非常に弱い出力でレーザー複数回照射し、髭に熱ダメージを与えるという蓄熱式脱毛機です。
髭脱毛の痛みの原因を知ったあなたなら、もうお分かりですね?
弱いレーザー出力だから痛みが軽減しているんです。(さらに言うと熱ダメージを与えるターゲットが毛根ではなくバルジ領域だから、今までほどの高熱が必要ではないことも痛みが軽減する要因のひとつです。)
髭脱毛が痛いことで躊躇しているあなたには、願ってもない最新脱毛機ではありませんか。
参考 髭をなくしたい・・・けど、痛いのは嫌だ。。というあなたへ|髭脱毛の最新機メディオスターNeXT PROはなぜ痛みが少ないのか?
メディオスターNeXT PROの髭脱毛を行っている大手クリニックはゴリラクリニックか湘南美容外科クリニック(18院)
髭脱毛の痛みを抑える方法2|回数無制限コースを選ぶ
住んでいる地域にメディオスターNeXT PROを導入しているクリニックがないという理由で、髭脱毛を諦める必要はありません。
むしろそういうあなたにこそ、わたしの過去の髭脱毛の経験が役に立ちます。
わたしと同じように、回数無制限コースのあるクリニックを選んでください。
髭脱毛開始〜3回目くらいまで医師の判断でレーザー出力を低くして、痛みを最小限に抑える工夫をしてくれます。
カウンセリング時に「痛いのがどうしても苦手なので・・・」と言うと良いでしょう。(わたしは正直に伝えました)
参考 髭脱毛は回数無制限がオススメ|後悔しない髭脱毛クリニック選びのポイントは3つ。
4年間回数無制限コースは湘南美容外科クリニック(全院)で行われています。
髭脱毛の痛みを抑える方法3|経験・実績の多いクリニックを選ぶ
毎日30名の患者さんを髭脱毛している大手クリニックと、時々3名の患者さんを髭脱毛している個人クリニックがあるとします。
どちらのクリニックの方が髭脱毛の経験が豊富なのかは一目瞭然。
そして髭脱毛の経験が豊富なほど、現場レベルで髭脱毛の痛みを軽減させる工夫をしています。
公式サイトできちんと経験・実績数を公開していることも好印象です。
参考 湘南美容外科クリニックの髭脱毛の累計実績は379,846件(2016年度実績120,197件)
参考 ゴリラクリニックの髭脱毛の累計実績は187,946件(2016年6月時点)
参考 メンズリゼクリニックの髭脱毛の累計実績は約140,000件突破
経験豊富な施術者はレーザー出力を調整してくれる
事前のカウンセリング時点で医師が髭の濃さを見てレーザー出力を決めてくれますが、それでも痛みに我慢できないときは脱毛中でも手を上げて合図すれば出力レベルを下げてくれます。
わたしは恥ずかしくて痛くても手を上げることができなかったのですが、照射の瞬間に体を硬直させたり、手をギュッと握りしめる行動をしただけで施術者さんが気づいてくれて「大丈夫ですか?レベル下げましょうか?」と聞いてくださいました。
きっと痛みを我慢する患者が多いため、患者の細かな反応まできちんと気を使ってくれるのでしょう。
わたしが痛いのを我慢していることに施術者さんが気づき、レーザー出力を下げてくれたおかげで痛みが軽減して助かったことを覚えています。
レーザーを照射する際に声掛けしてくれる
施術者さんにもよりますが、照射の瞬間に「ハイ、ハイ」を声掛けしてくれます。
鼻下やアゴなどは特に痛みが出やすい部位なのですが、「いきますよ」とか「痛かったら照射の間をあけますね」など声をかけてくれました。
些細なことかもしれませんが、これだけで安心したことを覚えています。
休憩時間を設けてくれる
髭脱毛開始直後のわたしは、痛みに耐えるために体を硬直させていたため、施術者さんが「ちょっと休憩しましょうかね」と休憩時間を設けてくれました。
1回の髭脱毛にかかる時間は約10〜15分程度ですが、5分ごとに1分程度は休ませてもらった覚えがあります。
痛みに耐えるために体中に力が入っていたようで、結構汗もかいたりして疲れます笑
そのときに途中でちょっとした休憩時間を確保してくれたのはだいぶ助かりました。
髭脱毛に3回ほど通って痛みをある程度我慢できるようになった頃には休憩時間は必要なくなり、休憩時間なしで一気に髭脱毛してくれるようになりました。
麻酔を用意してくれる
わたしは利用したことはありませんが、どうしても痛みに耐えられない場合は麻酔を用意してくれます。
笑気ガス麻酔という、鼻から吸うことでまるで酔ったかのような感覚になり、痛みに対して鈍感になります。
髭脱毛の痛みを抑える方法4|自分で予防する
髭脱毛の2〜3時間前に髭を剃っておく
髭脱毛時に髭があればあるほど、レーザーがメラニン色素に反応しやすく痛みが強くなります。
かといって、髭脱毛する直前に髭剃りしてしまうと、髭剃りによってできた目に見えない傷で肌が過敏になったところへレーザーを照射するため、やはり痛みを感じやすくなってしまいます。
大体、髭脱毛の2〜3時間前に髭を剃っておくと良いでしょう。
前日から髭を伸ばしたままだと髭脱毛時に“有料”で髭剃りされてしまうこともあります。(※わたしのことです。。)
髭脱毛直前にカフェインは摂取しない
レーザー照射当日はコーヒーなどカフェインを多く含んだ飲み物は控えておきましょう。
カフェインは神経を敏感にするため、痛みを感じやすくしてしまうんです。
髭脱毛期間中に日焼けしない
日焼けをしているとヒリヒリと肌が過敏になっており、しかもシミなど色素沈着がおきてしまいます。
日焼け止めを塗るなど、日焼け対策しておきましょう。
最悪の場合、当日にクリニックに行っても日焼けが原因で髭脱毛してもらえないということもあります。
髭脱毛の痛み対策に一番力を入れているクリニックは?
以上の4つの方法が、髭脱毛歴10年以上のわたしが考える髭脱毛の痛み対策のすべてです。
そして、そのすべてをクリアしたクリニックはただひとつ。
メディオスターNeXT PROの4年間回数無制限コースはゴリラクリニックだけ。
髭脱毛の実績も申し分なく、もちろん麻酔も用意されています。
髭脱毛の痛みが怖くて躊躇しているあなたは、ゴリラクリニックがファーストチョイスです。
参考 管理人が実際にメディオスターNeXT PROの髭脱毛、4年間回数無制限コースをはじめました
もしもあなたの近くにゴリラクリニックがなかったら、湘南美容外科クリニックがセカンドチョイスです。
追記:髭脱毛の痛みと上手に付き合おう
脱毛効果を得るために無理に痛みを我慢しても続かない
脱毛効果を得たいために、無理に痛みを我慢してもきっと髭脱毛は続かないでしょう。
無理に我慢しても続かない、、・・・恋愛と似ています。
しかし残念ながら、「髭脱毛」と「痛み」は切っても切れない関係です。
ならば、医療レーザー脱毛のメカニズムを理解した上で、工夫して痛みと付き合っていくことが一番重要です。
髭脱毛には複数回のレーザー照射が必要
どんなに痛みを我慢して“1回だけ”強いレーザーを照射しても、新しい髭はすぐに生えてきます。
えっ!?と思われるかもしれませんが、髭には毛周期と呼ばれるサイクルがあり、レーザーで熱ダメージを与えることができるのは成長期の髭のみ。
つまり、レーザーで熱ダメージを与えられなかった休止期間中の髭が、毛周期を経て生えてきてしまうんです。
必死に痛みを我慢した場合も、ちょっと余裕を持って痛みを我慢した場合も、結局同じ回数分(約10回程度)の髭脱毛を受けなくてはいけないならば少しでも痛みがない方が良いですよね?
参考 髭脱毛の回数|あなたの髭は何回くらい髭脱毛すればなくなるのか?
成長期の髭(今、目に見えている髭)は全体の約20〜30%とも言われています。
髭脱毛が痛みなんて、大したことじゃない
髭脱毛する前の“わたし”へ
髭脱毛の痛みが不安で躊躇しているあなたは、過去のわたしです。
わたしなんか、約5年も髭脱毛することに躊躇してしまいました。
今のわたしが当時のわたしにアドバイスするとしたら
悶々と悩むくらいなら、はやく髭脱毛しろ!
髭脱毛の痛みよりも深い心の痛みを、今後一生受け続けるつもりか?
ですかね。
…
どうかあなたは少しでもはやく髭のコンプレックスから開放されますように。